未経験・無資格でも働ける!

介護の仕事は、未経験や無資格でも働くことができます。しかし、経験も資格もない場合は人一倍努力をしなければなりません。介護を受ける高齢者は身体が不自由な場合が多く、支える場面が多くあります。また、ちょっとしたことで体調が悪くなることも少なくありません。
そのため、体調管理も細かくチェックする必要があります。体調管理を怠ったり、身体を支える場面でよろけるだけで、高齢者の命に関わる事態に陥りかねません。そのため、未経験や無資格から介護職に就く場合は、しっかりと覚悟を決めて仕事に臨みましょう。

資格については、働きながらでも取得することが可能です。職場によっては資格取得に向けたサポート体制も整っています。
介護の仕事において知識とともに重要になるのがスキルです。スキルは資格取得の際の実技で習得することができますが、実際に現場に出てみた時、実技のようにスムーズに進むとは限りません。臨機応変に対応するためには、まずはとにかく場数を踏んで視野を広げていくことが大切です。
もちろん、働き始める前に資格だけ取得して、基礎知識を身に付けておくことも準備に繋がります。ただその場合、資格取得に必要な費用などは自分で負担することになるため、お得に資格を取得したいなら資格取得サポートのある職場を探してそれを活用しましょう。なお資格取得サポートを活用するにしても、働き始める前に初めて介護に携わる人のための「介護入門サイト」などで介護の基本だけでも押さえておくことをおすすめします。

介護の仕事では知識やスキルはもちろんのこと、思いやりを持つことも重要になります。高齢者と積極的にコミュニケーションを図り、信頼関係を築いていきましょう。
また、高齢者の家族のサポートも欠かせません。これらは全て介護の基本です。基本を踏まえて仕事に向き合いましょう。